CUU00300
【ユニット情報】
地下神殿に埋葬された無数の猫たちの魂がひとつとなり、生まれ出でた聖なる存在。
幾千年の時を超え、彼女は神々に捧げられた供物を静かに守り続けている。
【カード解説】
《魂の供物》の数だけステータスをアップする「常在能力」、フィールドから捨て札になった時にタイプ死霊・神話ユニットをデッキから手札に加える「誘発能力」を持つ。
元々のステータスはレベルに対してかなり控えめだが、1つめの能力によってステータスが強化されるため、状況次第では高ステータスのユニットとして活躍できる。
《魂の供物》が1枚あれば攻防300でレベル相応、2枚以上あれば戦闘でも十分に信頼できる数値となる。
参照するのは自分のスペル&アイテムゾーンに存在する《魂の供物》の数のみであり、相手のフィールドや《怨念のウシャブティ》などはカウントしない点には注意が必要。
さらに、このカードが捨て札になった場合、2つ目の能力でタイプ死霊・神話ユニットをデッキから手札に加えることができる。
たとえ戦闘や効果で破壊されてもその損失を補える上、加えたユニットは《魂の供物》の対象となるため、手札から捨て札に送る手段があればスムーズに召喚できる点も強みだ。
能力のトリガーは自身が捨て札になった時であるため、リターンされた場合でも能力を発揮できるのは嬉しい。
総じて、《魂の供物》を中心とした専用構築で真価を発揮するカードといえるだろう。
【Q&A】
Q1:《銀河鉄道龍ナイト・ドラゴン99》の能力で、「自身を《魂の供物》として扱う能力」を持つ《怨念のウシャブティ》を装備アイテムにしました。この場合、《魂の守護者バステト》の1つ目の能力で、この《怨念のウシャブティ》はカウントされますか?
A:カウントされません。《銀河鉄道龍ナイト・ドラゴン99》などの効果によってユニットがスペル・アイテムに変更された場合、そのカードのテキストにある通り「効果を持たない」または「以下の効果のみを持つ」スペル・アイテムとして扱われます。元々そのカードが持っていた効果は失われるため、《怨念のウシャブティ》は《魂の供物》として扱われなくなります。