CUS00237
【スペル情報】
エンドロールの幕は下り、物言わぬ人形へと戻った友の身体を私は両腕で抱える。
……満足して逝けたかな?
観客たちの笑顔を思い出しながら、私はただそれを願う。
私はただの操り人形だ。
その思考も願いも感情も、全ては操り主の意に沿った幻想に過ぎない。そのはずだ。
なら、確かに感じるこの胸の痛みはいったい何なのだろう。
今の私にはその答えは分からなかった。
【カード解説】
お互いのライフ差分のダメージを受けた後にその分だけ回復し、条件を満たせば魔力を増やせる通常スペル。
最終的にはライフが変化しないため、200以上のライフ差がなければ単体で使用する意味はない。
《妖の夜》など自分がダメージを受けることに意味がある状況で使いたい。
また、200以上のダメージを発生できれば1だけとはいえ魔力が増えるため、それを目当てに詠唱するのもいいだろう。
ただし、詠唱するには死霊タイプのパートナーである必要がある点には注意しよう。